Mouton

Ei Nakamuraで使用しているムートンの生地は、オーストラリアで食肉用に屠殺された時の余りとして出た毛皮を加工したものです。
英語ではShearlingやSheepskinですが、日本語の「ムートン」は日本ムートン社によって名付けられました。

Nagano Factory

生地は全て日本ムートン社で仕上げられたものを使用しています。原皮をオーストラリアから輸入し、長野県・上田市にある工場で日常的に使える毛皮として加工します。

塩漬けの状態で輸入される生の毛皮は、職人の手によって脂を落とし、なめし、毛並みと革の厚みを整え、染色されます。

Functional

ムートンの生地は一般的なイメージの暖かさだけでなく、撥水性が高いため、軽い水であれば弾き、汚れも落としやすいという機能性の高さを誇ります。
調湿性にも優れており、湿度の高い日本の夏でも毛の面が調湿してくれます。
冬はしっとり、夏はからっとした空間を作る素材です。
また、クッション性も非常に高く、床ずれを防ぐために医療用のベッドにも用いられています。

Drifted Matter

加工過程で穴あきや毛並みの不揃いを理由に省かれた、
廃棄の生地をアップサイクルしたプロダクトも開発しています。
天然のムートンであることには変わりないため、
廃棄することもできず工場の隅で形なく漂っていた物質としてDrifted Matterとして名付けました。
Matterは「物質」だけではなく「問題」「事柄」などとも訳されます。
形を与えられず漂流していた「省き」の状態を考えるきっかけとしてもとらえています。